標野凪さんの『いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。』です。喫茶ドードーシリーズ3巻目になります。
短編集で5話あるのですが、登場人物が全てに繋がっているのが面白いです。
5人の女性たちなのですが、それぞれに悩みを抱えています。
正しい正解だけを求めて白黒はっきりつけてしまう保険会社の人、先を考えすぎてまったく動けなくなってしまう人、自分に自信が持てない人などなどです。
前作の2冊もそうでしたが、共感できる話が多いのです。
それだけでなく、男女平等とは女性が働くとはなど、考えさせられる部分も多いです。
ラストで喫茶ドードー店主のそろりさんも、しばしお店を休むことになります。このシリーズも終わりかぁ~と思ったのですが、エピローグで復活してました。続編ありますよね。楽しみです。
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