その昔20年ほど前だけど、江戸川乱歩賞に興味を持って、第1回受賞者から順に読んでいった事があります。もちろん廃刊になっているものも数冊あったけどね。いろいろな作家の受賞作、読み応えがありましたよ。
その時期に、受賞した東野圭吾さんの『放課後』。とっても面白くて、2冊目の『卒業』もすぐに読んだ・・・・。
で、今ドラマで『新参者』が始まったでしょう。新参者の加賀恭一郎の最初の事件なんだよね。
読んだはず・・・・確かに読んだはず・・・・その証拠に物語に出てくるお茶会の場面はしっかり、覚えているもの。
ところが、とうとう最後まで、あ~~~~こここうなるんだよね~~~と、先に分かってしまうところがなかった。初めて読んだみたいに新鮮に最後まで読めちゃった。20年以上前の記憶って、こんなに不確かなの~~~~って、ちょっと怖くなりました(笑)
ただ、若い頃読んだときよりも、今のほうが深く読めるような気がしたよ。同じ本でもこんな違いがあるんだね。そういう意味でも実に面白かった。
ちなみに加賀恭一郎君は7つの事件に携わっていて、新参者は8つ目の事件。たぶん、この分だと、7冊買うわね~~私。
でも、明日からは『1Q84』の第3巻を読むんだぁ~~~。楽しみ!!