川越宗一さんの「熱源」です。直木賞作品ですね。
壮大な物語でした。
読み始めた瞬間は失敗した!と思ったんです。戦争の時代背景にちょっと引いちゃったのですが、読み進めるうちにのめり込みました。
樺太のアイヌの物語。その樺太にまつわるロシア、そしてロシアに支配されたポーランドの独立と物語はどんどん広がります。
アイヌのように地元に根づいている少数民族は、自然とまさに共存している。生きるすべをわかっている。
そこに文明が入ってくる。
文明を持っている人達は知らない人たちより優秀で偉いのか?文明とはなんなんだ?
人間らしく、人間として生きることはどう言うことなんだ?など、いろいろ考えさせる本でした。
この本を読まなければ、人間とは?生きるとは?文明はなぜ必要?など考えることもなかったと思う。知らない、気がつかない世界を教えてくれるのが読書の醍醐味とつくづく感じました。
登場人物のほとんどか実在しているって事に、感動でした。

壮大な物語でした。
読み始めた瞬間は失敗した!と思ったんです。戦争の時代背景にちょっと引いちゃったのですが、読み進めるうちにのめり込みました。
樺太のアイヌの物語。その樺太にまつわるロシア、そしてロシアに支配されたポーランドの独立と物語はどんどん広がります。
アイヌのように地元に根づいている少数民族は、自然とまさに共存している。生きるすべをわかっている。
そこに文明が入ってくる。
文明を持っている人達は知らない人たちより優秀で偉いのか?文明とはなんなんだ?
人間らしく、人間として生きることはどう言うことなんだ?など、いろいろ考えさせる本でした。
この本を読まなければ、人間とは?生きるとは?文明はなぜ必要?など考えることもなかったと思う。知らない、気がつかない世界を教えてくれるのが読書の醍醐味とつくづく感じました。
登場人物のほとんどか実在しているって事に、感動でした。
