ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書33(鐘を鳴らす子供たち)

2021-12-01 10:08:38 | 読書
古内一絵さんの『鐘を鳴らす子供たち』です。

ラジオドラマ劇だった『鐘の鳴る丘』が完成するまでの物語。
菊田一夫さんの苦悩をはじめ、普通の子どもたちが作り上げていく過程が丁寧に描かれています。終戦後の混乱した時代。浮浪児の存在など映像よりもリアルに迫ってきます。この人達が頑張って生き抜いた戦後があるから、今があると思わずにはいられません。
今を生きていることを大切にしなくてはいけないですよね。

朝ドラのエールも見ていたし、現在のカムカムエヴリバディも見ているのでシンクロします。

良い物語でした。古内一絵さんの本をもっと読んでみたくなりました。
コメント
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