米澤穂信さんの『黒牢城』です。直木賞取りましたね。文庫本になるのを待とうと思ったのですが、受賞が決まった翌日購入しちゃいました。
織田信長に叛逆をした荒木村重の約10ヶ月に及ぶ籠城中の物語。
意見しに来た黒田官兵衛を捕えて殺さずに土牢に入れてしまう。このあたりから大河ドラマ黒田官兵衛の岡田准一さんをイメージして読みました。足が悪くなるのよね~などと思い出し…。
当然ながら籠城中に様々な出来事が起きます。解決しないと家来達に不信の種が芽生えそうなこともあり、でも解決できないで悩む村重。そして黒田官兵衛の力を借りるわけです。さすがは知恵者ですよね。
でも、囚われている黒田官兵衛がやすやすと村重を助ける?と思ったのですが、最後に官兵衛の思いがわかると、ちょっと怖さを覚えました。
村重と官兵衛のやり取りは読み応えありです。
村重はだんだんと謀反を起こされるのではないかと疑心暗鬼になっていきます。
結局、城を捨てて少数の家来とともに毛利に助けを求めに行きます。
結果は、毛利は味方にならず落城して悲惨な結果になります。
戦国時代は改めて怖い。
村重の気持ち、官兵衛の思いととても丁寧に書かれている本だと思います。
織田信長に叛逆をした荒木村重の約10ヶ月に及ぶ籠城中の物語。
意見しに来た黒田官兵衛を捕えて殺さずに土牢に入れてしまう。このあたりから大河ドラマ黒田官兵衛の岡田准一さんをイメージして読みました。足が悪くなるのよね~などと思い出し…。
当然ながら籠城中に様々な出来事が起きます。解決しないと家来達に不信の種が芽生えそうなこともあり、でも解決できないで悩む村重。そして黒田官兵衛の力を借りるわけです。さすがは知恵者ですよね。
でも、囚われている黒田官兵衛がやすやすと村重を助ける?と思ったのですが、最後に官兵衛の思いがわかると、ちょっと怖さを覚えました。
村重と官兵衛のやり取りは読み応えありです。
村重はだんだんと謀反を起こされるのではないかと疑心暗鬼になっていきます。
結局、城を捨てて少数の家来とともに毛利に助けを求めに行きます。
結果は、毛利は味方にならず落城して悲惨な結果になります。
戦国時代は改めて怖い。
村重の気持ち、官兵衛の思いととても丁寧に書かれている本だと思います。
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