ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書8(木挽町のあだ討ち)

2024-04-09 22:28:08 | 読書
永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』。

舞台を観終わったような読後感。
面白かった。
あだ討ちをするために江戸に出てきた菊之助。
見事に本懐をとげたのだが、このあだ討ちの真実はいかに…

あだ討ちを、見ていた人の証言を順にたどっていく。たどりながらも証言者の人生も聞いていくと、ええっ~菊之助とそんなつながりが!と少しずつ真実がわかってくる。
読み進めるうちに、あだ討ちはしてはいけないという思いが強まるのだけれど、あだ討ちを成し遂げないと国には戻れない時代。
どうなるの〜と思いつつ、どんどんページが進む。

面白い!し、舞台を観ているようだった。
第169回直木賞受賞作。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 観劇6(カラカラ天気と五人の... | トップ | 観劇7(夢の泪) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿