ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書26(月光ゲーム yの悲劇 ’88)

2019-12-29 14:50:21 | 読書
今年最後の読書は、有栖川有栖さんの『月光ゲーム』です。
デビュー作品なのね。
何かにお薦めとあり手に取りました。

出だしが…
読みずらかった…

登場人物が17人。多すぎて覚えられない~誰がどれで、どれがどうなったか考えてしまう。
17人全員が大学生で3校が集まっています。

主人公の有栖川有栖さんは大学のサークル仲間(推理小説研究会だったかな)と山にキャンプに来るわけです。バス待ちの喫茶店で他の大学のメンバーと偶然出会い、同じ目的に意気投合するわけです。で、総勢17人。

ところが、3日目の朝だったかな?山が噴火するんです。
そこから一人いなくなり、また一人行方不明になり、二人殺され…となっていきます。

噴火したから逃げ場はなく犯人は間違いなくこの大学生の中にいるわけです。

誰が犯人なんだかさっぱり予想がつきませんでした。
そのぶん、最後の謎解きは面白かったです。
隙のない解決。そういうのが本格派推理って言われるのかな~

ただ読みながら、出会って2日でこんなに熱烈に恋に落ちる?って言うのがちょっと疑問だったな。

主人公の有栖川君は最後にフラれるので、ちょっと納得したけれど。

犯人の動機にもあんまり現実感がなかった。そこまで自分を追い込めるのかな~って。

と、グダグタ書きましたが、有栖川さんの他のも読んでみたいなぁとは思っています。
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