新年となり、あっという間に月半ば…早いなぁ。
今年の初観劇は、『が~まるちょば』です。
HIRO-PONさんのパントマイムは、本当に素晴らしい。笑って笑って、最後は涙がほろり。まさに新年にふさわしい~。
いつものが~まるショーで始まり、客席を引き込んで大笑い。
次は「床屋」
椅子もほうきも、はさみも何もないのに見えてくるから不思議。
鏡を拭くパントマイムでは、優しく拭く動きに感動してしまった。何もないのに力強く拭くと、優しく拭くが明らかに違う。すごいなぁ〜
1部の最後は「映画監督」
これは客席から3人を選んで、演技をしてもらうと言う演目。HIRO-PONさんは全く喋らず、パントマイムで演技を指導。これがもう面白くて面白くて、笑うとこんなに汗をかくんだと改めて思ったわ。
選ばれた3人は大変だけど、少しずつ慣れて楽しんでいるようでした。
が~まるちょばの舞台は遅れて入ると、必ずHIRO-PONさんにいじられます。遅刻は出来ません(笑)
休憩をはさんで2部は「逢いたくて…」
毎回2部はストーリーがあるもの、今回は年老いた男性が交通事故で妻を失うところから始まります。
この男性、何度も後を追おうとするのです。死に場所を求めて彷徨ううちに、宇宙人に遭遇。この宇宙人から大切なものをもらいます。
そして、最後はその大切なものを手放すことで死に向かい、亡くなった妻と出会い手をつないで歩いていきます。
これを全部一人で表現するのです。時々、笑いも入るのですが、本当に心にジーンと余韻が残り良い舞台でした。1時間弱一人で演じ、結局、終演は15分ほど押していました。
が~まるちょばの舞台はカーテンコールで必ず、スタッフ達の動きをパントマイムで演じ拍手を促します。これもまた、しみじみと良いのです。
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