フラグメント57~褐色症候群への道のり~

2009-01-01 20:04:31 | フラグメント
前に「ひぐらし語咄し編2」(ネタバレあり)で「褐色症候群L4」の作られた過程について述べた。ここでは、その変化が見て取れるフラグメントを掲載する。最初の記事はまだちょっとした疑問の段階で、最後の方は関係ない情報で占められている(こういった情報は最近フラグメントから除外するようにしているが…)。二つ目のものからは、その話を対話形式で書こうとした跡が見られる(題名にあるのはそこで使う予定にしていた人名)。しかし、症候群が作り出される過程はネタにできるものの、すでに何度もやっている形式であること、オチがうまくいかないことの二つによってしばらく(といっても二週間程度)放置していた。ここで前述の「語咄し編2」を読み、報告書という新しい形式の採用を思いついた(後半の二つの記事)。これには、嗜好分析という行為を文体にも反映させること、距離を取って冷静に観察しているように見えて実は狂っていること(=症候群が乱発されることへのアイロニー)、頭の悪い話を真面目な文体で書くという形式が元々好きであること(cf.筒井康隆「ビタミン」etc...)、といった事情が関連している。蛇足ながら言っておけば、こういった内容をベタに受け入れるか、ネタとして見るか、あるいは両方の視点を持てるかは受け手によって大きく異なるところだろう。さて、少し前置きが長くなってしまったが、以下が原文である。



<器具類、うみねこメイドガイ>
とらのあなのガチャポンで日焼け跡のハルヒ→境界線で褐色ちんこが白色に入っているのがエロイと感じたのを思い出し。阪大受験後のポルノ…黒人のアレが白人に入っているのに興奮した。独特の色をしたナニを持っているわけではないことを考えれば、これは純粋に視覚的な興奮だろう。色彩姦覚はどうなっておる?しかし触手は大してナニも感じないし、バイブは全くどーでもいい。獣姦とか異種接合は?CD-R.メイドガイ、テヅカイズ、波状言論、戦闘少女、日本近代文学の機嫌、ドラファイ2DL.オムライス900円は高い、はいかにも俺らしいそうです。残虐性、キャラの承認、霧江への希望が…


<ネスマチニーかプロシネツキ、セルジオ=コンセイソン>
じゃあ1レベル上げるか。「油断大敵」の褐色。でもそれは先生だろ。え、秀吉SHITの記事はネタじゃなかったの?いや出し入れしているのが実にエロイなと。大学入試の時に見たやつ。飛行機に間に合わず。次の日の朝帰ってそのまま夕方から寝台で東京に合格発表を見に行った。まあそれはさておき、黒人男と白人女がやっているのに興奮した記憶。コントラスト?黒ー黒はダメ。あくまでコントラスト(ex)DOA.ザックと褐色はダメだがザックとそれ以外なら…→日焼け跡がエロイのもそれ?バイブは×。触手も別に。次のギアには入れない。そうでないものもそのように見えるのがレベル5じゃねーの?


<褐色症候群L4に関する報告>
■■三佐殿

先日捕獲した急性発症患者Hに関して以下の通り報告。褐色に急激な反応示すと思われていたが、その内実が明らかに。「ダークシェル」「春恋乙女」…元から褐色である必要なし。日焼けなどに対する反応が追確認された。ラテン系、ダークエルフは下部構造に過ぎない。一方で、東南アジア系は反応薄い。いくつか興味深い供述…ハルヒの日焼け跡→具体的。境界線。スリット、ニーソ。関連事項…「油断大敵」、大学入試。コントラストに強い反応を示すよう。二つの可能性…黒人不可。相手は金髪なのか黒髪なのか覚えていない→女性の側に反応したとは考えにくい。じゃあどこに?


<続褐色症候群>
これはコントラストに対する反応ではないかと予想。もしこの推論が正しければ、日焼け跡=境界線=コントラストという可能性も(裸より淫猥、単なる隠蔽を超える何か)。対照実験の必要性あり。なお、患者は危険な発言が目立つ(?)。この間は喉が痒いというのをしきりに「粥い」と訂正するので何かと思えば、掻き毟ってグジャグジャな状態を表すのに適切だからだそうです。独自の言語規定には「死」考、「痴」考など精神病者の傾向。自分を心理学的に分析する傾向も見られるが、これまた特徴的で決して理性的であることを意味しない。すぐさま収容の必要あり。
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