日島の石塔群近くには宝篋印塔があり、そちらも見に行くことにした。
宝篋印塔は中国から伝わったもので、基本的に追善や逆修を目的として建てられたが、一基だけ海の見える丘にあることから、この塔は航行の中で亡くなった人々の供養などのために建造されたと予測される。
勾配のきつい階段を上ると、
獣除けの鉄格子があり、それを開けて先に進むと
柵の無い道に出る。
最初は障害物らしきもののない左側を進んだが、あまりに何もないので一旦引き返す。
念のため反対側の右側を進んでみると、
ほどなくして宝篋印塔が表れた。
なるほどこの位置なら、日常的に訪れる場所としては不便であり、あたかも灯台のように航海者たちの無事を祈る目的で建てられたと推測するのもむべなるかなだ。
ただ、個人的にはその来歴に思いを馳せるよりも、左側に行って経験した柵なしロードの方が印象的で、これ注意書きとかしてないと天然のトラップになってしまうんでは?と思うほどだった。
まあそこまでする必要あるんかと思われるかもしれないが、宝篋印塔がどちら側にあるかは掲示しておいた方がいいような気がした。
ひとまず海へfall guyすることなく見学を終えられたので、ここは良しとしよう(・∀・)
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