反面教師的韓国旅行:藤田、コリアに立つ編

2018-11-02 12:12:06 | 韓国旅行

「こいつ、動くぞ!」

「そらそーや、人間だもの」

「英語のマニュアル理解しなきゃ無理と思ってた」

「どこのクソゲーだよ」 

(「閃光のラッキーボーイ」より)

 

入国審査をさっくり終えた後、空港の両替所に向かう。レートがよくないことは承知しているが、念のため3万円分をウォンに替える。じゃあ電車で市街地に向かうかね・・・と空港を出れば妙に強烈な既視感。まあ空港設備ってのがある程度国を超えて一般化してるのもあるんだろうが、文字を除けばここが日本のどこぞの空港と言われても全く違和感がない。電車は・・・おそらく目の前にあるのがレールラインだよね。てことはこれに沿っていけば駅があるはずだ(雑)。じゃあとりあえず向こう側に渡りますかね。

 

8月初旬の夏真っ盛りということもあり、セミのなき声がうるさい。ふむ、これはアブラゼミっぽいな。こっちはツクツクボウシか。これもまた全然異国感のしない理由・・・いや待てよ、待て。なるほど確かにジージーいう鳴き声は似ているが、アブラゼミより明らかに日本版より声がデカいぞなもし。それにツクツクボウシは鳴き止む前に日本とは明らかに違う謎の連打(何じゃそりゃ)が入る。よし、じゃあ韓国のツクツクボウシをスペック型(意味不明)と名付けよう(・∀・)植生も近いように見えるが、何だかんだきちんと観察すると色々違うわけだな(小並感)。

 

さて、駅らしいところに着いたが、券の買い方は・・・日本語表記もあるからさっくりいったぜ。つかこんだけ長距離乗っても日本円で200しないてかなり安くね??一体どういう価格体系してんだか。これは到底タクシーなんざ使う気になんわい。

 

さて、改札はタイと同じでコイン式になっているが、多少わからんことがあっても迷い子を導く老人たちがいるので心配なさそうだ。数分程度で電車が来て、乗り込む。中は整然としていて人の振る舞いも静かだ。うーん、ますます日本と違う感じがしねえなあ。違いは男子の丸眼鏡と女子のメイク(の特徴)、そして広告が音声入りで聞こえてくることぐらいか。

 

動き始めて間もなくは、2000年代の韓国映画で見たようなどこか懐かしい景色。田園風景というわけではないが、建物の趣がレトロなんだよな(これは東莱で再び経験することになる)。そこで映画の「うつせみ」などを思い出しながらずっと外を見ていると、どんどん都市化していって、最近の韓国映画で見るいかにもな情景に変化した(まあ当たり前のことだが)。

 

ところで、空港出口の写真から40分後の写真に

 

 

が残っているので、まず初日の夜は参鶏湯を食べようとしたらしい。なるほど、出張で疲れが溜まっていること請け合いだから、まずは滋養強壮ということか。ただ、ここにきてようやく私は位置関係というものを気にし始めた(←典型的遭難タイプ)のだが、センタムシティはまさにその言葉通り中心近くにあって、今私は鉄道駅のほぼ西端にある空港から東端近くにある海雲台に向っている(東京だと八王子から錦糸町みたいな感じかw)。途中下車して参鶏湯食す→ホテル→初日は早めに寝るというコンボは疲れた身体に理想的に思えたが、大きな荷物を持ったまま人がゴミのようにいる人の多そうなセンタムシティというのも面倒なので、一度ホテルへ行ってから戻るのが得策だろう。

 

というわけで、空港からおよそ80分で海雲台のお隣である冬柏駅に到着。

 

 

うーむ、これまたどっかで見たような景色だなや。しかしリゾート地なだけあってか、整然としていて居心地はよさそうではある。ま、とりあえずホテルに向かって歩くとしよかね・・・


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