冬柏駅から荷物をかついで15分ほど歩いただろうか。ビーチ近くのいかにもなビアガーデンの隣に、目的のキャンバスホステルはあった。
ここを選んだ理由は、海雲台にほど近く、値段もなかなかにリーズナブル。まあトイレ共用なのが若干気にはなるが、まあホテルにいる時間は短いだろうからまあ許容範囲だわな・・・というもの。内装を見ていると、思っていたよりもずっとキレイで居心地がよさそうである。
ちょっと盛り場的な雰囲気もあるのは、宿泊者たちにワイワイ交流してもらうためかな?交流スペース、シェアハウス、かぼちゃの馬車、スルガ銀行、うっ頭が・・・
そんな眩暈に耐えていたら、レセプションの人にMay I help you?と声をかけられたので予約の旨を伝えてクレジットカードを渡す。ふぅ、あとは荷物を解いてセンタムシティに戻るか。その後は両替所に行ってもいいけど多分もう空いてないよな・・・さあどうするか。
受付嬢は仲間を呼んだ!店長が現れた!!ってどうなってんの?え?クレジットカードが通らなそう??じゃあ最悪現金で払うか・・・
それにしても、不正融資は中間層の崩壊≒社会の衰退に一役買ってるというのに、それを「自己責任」で済ませてしまえる人って本当、社会レベルで物事を考えられてないよね。俺みたいに「まあ最終的には別に人類滅べばいいんじゃね」という発想で、さらにそこから「このカタストロフもまた一興」ぐらいに考えてるならわかる(俺としては、回りまわって自分に被害が及ぶと考えてるのでやめてほしいが)。あるいは自分に十分な財があって、日本社会がどうなろうがまあ他の国に移住してしまえばいいよね~って状況ならそれもわかる(例としてはひろゆき=すでにフランスに移住済とか)。だけど、そういった立ち位置じゃないなら、中間層の崩壊→社会の液状化&不安定化(アノミー)ってのは今日ある程度常識的なことで、自分の首も締まってるのに危機感を持たないのかね?それを「自己責任」の一言で片づけられるのは、個人主義、いや正確には「孤人主義」もここまで極まったかと思えるほどの思考停止ぶりだわい(早い話、個人と共同体と結びつけて考えることを放棄している)。とはいえこういう話をしたらしたで、それは集団主義を志向するみたいに勘違いする人も多いんだろうなあ。その二項思考自体がアウツ!なんだけどね。
店長は困惑した目でこちらを見ている。ドウシタノデスカ?エ?ヨヤクシタニッテイガイチネンゴノモノ?
あまりの出来事が起こると、人はその受け入れを拒否するものだ・・・しかしその時、私の頭はいつもなら来るはずの予約確認メールが今回は来ていなかったことを想起した。それが意味するものはつまり・・・私は今ここにいるべき人間ではない=彼の言ってることは正しい!!!!
この時、脳内の全ジョセフが慟哭した・・・
まったく、社会のことを考える前に、今日の我が身を考えろって話だわい(。∀゚)
ではアディオス、アミーゴ!See you next yearってやつだ!!
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