ルーツの広告とゴルゴコーヒー

2008-06-01 00:53:14 | 日記
駅に貼ってあるルーツのポスターは、あるあるネタをジャンプのキャラがしゃべっているのという二重のおもしろさもあって、つい毎日見てしまう。とはいえ、この広告はどれほど収益増に貢献しているのだろうか?


例えば、少し前の車内広告にあったゴルゴコーヒーならば、ネタとして買うこともありえるだろう。ノリのいい(?)人間なら、一回買って終りではなく狙撃成功数などと称して家にストックさえするかもしれない。具体例として自分の話をするなら、部屋に置いたら北斗のポスターと共に異様なプレッシャーを醸し出しておもしろそうだなあ、といった理由で購入を考えたりしている。このように、ゴルゴコーヒーは置物として価値を見出す人間がいるため、中身は変わらないまま外側にゴルゴの絵を入れることは収益に結びつくのである。


一方でルーツのネタは、確かに毎日目を向けてしまうほどおもしろいのだけど、それは商品の購入には繋がらないように思える。少なくとも、自分がコーヒーを買うときに、ルーツのポスターは微塵もその意思決定に影響を及ぼしていない。だから、いつものように社内の自販機であるものを(惰性で)買うし、それはコンビニでコーヒーを購入する際も同様である。


そういう風に考えると、ジャンプの絵を使う広告宣伝費なども含め、ネタの質に見合った効果は上がっているのだろうかと、老婆心ながら気にしてしまうのである。ま、それでもルーツのコーヒーをわざわざ買おうとは思わないけどね…
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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むだい (コル・カロリ)
2008-06-01 12:30:30
このように記事にする。

見たことのない僕みたいな人間が興味を持つ。

探す。気に入れば購入する。

また誰かに話す。


このような効果があるようですよ。
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興味・欲求の対象 (ポヘ)
2008-06-05 17:31:54
返信が遅れて申し訳ない。この記事で初めて知ったり、興味を持ったりする人が出てそれが売り上げに繋がる、という話はもっともです。ただ、仮に興味を持ったとしても、それはポスターの内容であってコーヒーそのものではないことが重要だと思われます。欲求の対象がコーヒーでない以上、ポスターの内容を確認するに止まり、コーヒーそのものは買わないのではないか、ということです(コーヒー缶そのものが置物として欲求の対象になりうるゴルゴコーヒーとは違う)。
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