人は色々考えている。そして俺は何も考えていない。

このブログをやるようになって、何人かの友達・知り合いから「そんなにネタが出てくるってよほど色々考えてるんだね」てなことを言われてきた。まあ俺自身、はじめはまったりと書いていくつもりだったから、その後の経過に驚いてはいるんだが、「色々考えている」ということに関してはちょっと違う意見を持っている。


人と話して時々思うことだけど、よくもまあ人の一挙手一投足に色々な意味づけを考え出すものだと感心させられる。その例として、特に俺のことに対する他人の意味づけが挙げられる。前にもちょっと書いたことがあるが、俺は基本的に何も考えないで生きている。その状態で俺の言動や行動に対する他人の様々な分析、解釈を聞くと、その多くは脱帽させられるほど想像力豊かなものばかりだ。よくもまあそれだけ無から有を作り出せるものではある。


俺がブログで扱ってきたことは、(あえて言えば)しょせん静態的な物事がほとんどだ。その意味では、動態的な人の身振り手振りを逐一分析・解釈している他の人たちの思考形態の方がよほど複雑で膨大な労力を必要とするものではないだろうか。正直俺はめんどくさくてとてもやる気が起きないので、それを毎日毎時間実行している人たちは色々考えててスゴイなあと思う。まあ要するに、みんなよく物事を考えてるっつーことである。


というか、
こんな内容を普通に書けるから、たまに人から「他人に興味ないでしょ？」とか言われたりするんだろうな～。まあ七割くらい当たってるけどねｗそれを大前提にしちまうほど自己完結的な思考形態はしてない…ハズ。