フッゲライでアウクスブルクの空襲がその町並に影響を与えていること、そして自分の観光客的無責任さについて考えた後、アウクスブルクの市庁舎を訪れた。
ドイツ・ルネサンスの代表的建築物とは聞いていたが、なるほど壮麗な佇まいである。建て替えで直接的な古さは感じさせないものの、思わず襟を正さずにはおかない威厳を感じるのは私だけではないだろう。
4階には黄金のホールと呼ばれる部屋があり、フレスコ画と黄金で装飾された空間は、まるで宮殿に来たかのような錯覚に陥らせる。ホーエンツォレルン城とはまた違った素晴らしさ(時代が違うので当然だが)に感銘を受けた。
・・・そんな中で姉妹都市の紹介が掲示されていて、よもやこんな空間で日本語の都市名を見るとは思わなんだ。そう言えば日本旅行の記事もまだ書けていないものは沢山残っているなあ。比叡山や高野山、熊野古道なども訪れたが、遠くないうちに記録として残したいものだ。
改めてホールを見渡すと、写真にも見えるように、セレモニーの会場としても使用されているようだ(まあ市庁舎という性質上不思議なことではない)。
宗教和議でも始まりそうだな・・・などと思いながら市庁舎を後にした。
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