フラグメント203:アンチオイディプス

2017-03-25 12:23:18 | フラグメント

ワシが初代修道塾塾長アンチ=オイディプスである!!母親は殺し、父親は掘る。これぞ我が生きる道。え?アンチオイディプスってこういうのじゃないの?ちょっとブローチで目を突いてくるわ・・・とか何とか実にラリったリード文で始めてみたわけですが、いやはやこの後に控えている寝言(「しんごん」、と読め)の数々を思えば少々生ぬるいくらいである。

最初に出てくる「徒然草」は、勝手に庵に感動して勝手に垣根に幻滅してご苦労なこったなと中学の時に仲間内でディスりあったと記憶している。まあその独善性たるや、たとえばアイドルが処女だと妄信して祀り上げる中二病ファンと大して変わらんレベルであるwなお、その後の衆道の次に出てくるファリスはFF5を知っていればわかるネタだが、なぜその前後にしおみが登場するのかは謎である(多分おもしろがって「属性」の話をしていたからだろうと思われるが)。

ちなみにそこで「オールレンジグリーン」のことを書いた次の覚書に「マンヘイティング」が出てくるのは、いわゆる女装子の登場などを始めとする境界線侵犯は、手放しに多様性の容認として見ていいものか、という意味合いもある。まあこのことは、VRの発達や医療の発達などで人がこれからどう世界を、自己を改変していくかを見てみようじゃあないか。

次の「カバーストーリー」云々は随分昔にも書いたけど(そしてこの時は確か閲覧数が激減したがw)、これはまさしく今流行りの「post truth」・「alternative facts」ってヤツだね。もっともらしく聞こえる内容=真実だと思う連中を騙すことなんて容易い。なぜなら、相手は完全情報を持たないのはもちろんのこと、裏を取ったりなどもしないため、余計な情報を排除して都合のよいfactだけで固めてしまえば、「話の筋は通る」からだ。まあこれはゴシップ云々から始まって世界生成の神話など元々から幅広く見られるものではあるけどね。こういったことを仮にも世界最強の国のトップ陣が堂々と言うようになったことが、いかにも「ポストモダン」って感じがするねえ(というか、この言葉はすでに何十年も前に世に出ていたわけで、それが実体化したことをなぜ今更驚くのかよくわからん。強いて言うなら、かつてポストモダンはあたかもムードでしかない根拠なきジャーゴンとみなされていたが、結局その言葉は正しかった、とそういうことだろう)。

最後の<ロックマン>は全くの謎で、一体何を思ってこんな記事をこのタイミングで書いたのか意味不明なこと極まりない。

てな感じで説明してもよりいっそうわからなくなる覚書の羅列、はぁーじまぁーるよぉー。 

 

 

<突っ込んだり突っ込まれたり>

こないだ帰省した時に出た話で掲載しきれていないものをいくつか書いておく。

二日目にT君とその奥さん、フェラ田と話した時のこと(プチ同窓会)。
吉田兼好の「徒然草」が三大随筆なんてありえない」とフェラ田が言った後で学校で習った古文の話になり、鴨長明を冒頭に読んでヤリまくるAVをみた

そう、全てはネタにすぎない 。

奥さんから出た、患者の要求に関して不快なものへの耐性の低下に対して「無痛文明論」の話をしたら無痛分娩論と誤解され、しかもなぜか奥さんの食い付きよかったwでも確かに、出産や育児に関してはくらだないイデオロギーが世にはびこっているのを感じる。あたかもそれに従わないと親として失格であるかのような、ね。そういったものが一掃されてきちんとevidenceに基づいた議論がなされることが望ましい。そういや大学一年の時、文キャン近くのサイゼリアで荀子に興味があると話したのが「殉死」と勘違いされてあらぬ方向に。まあ修道考える上では殉死大事だわな。戦場には男しかいないので。海軍の戦艦内はソドム状態。ソドムはいらん、ポイズンをよこせ(byニセ勇者)!!しおみ、それはファリスやろ!いかん自分の嗜好に引きずられたwまあエアリスはアレに「使いにくい」んじゃない?何か感動厨がいっぱいいるし。しおみ、ただわかったのは~だけだ。ああ、アフォリズムっぽいのが好きなのねw民がないと国が成り立たない、てのが興味→苛政は虎よりも~

欠損娼年

風俗のこと…病気が恐いのならおっぱぶはええの?wキャバクラは?wそれはともかく、俺は快楽の幅は広ければ広いほどいいと思っている。ひとつには、今の快・不快などしょせん何程のものでもないと考える→可変的な好み。ポップスだけよりレゲエもジャズもテクノもいける方が、よりいっそう世の中を楽しめるとは思わないか?オナンの対象や飯も同じこと。オールレンジグリーンのニュアンス。不快感のこと、「小さな真実」への引きこもり、沙耶の唄、ヒトラー最期~、境界線の曖昧さ、内面化された規範を相対化せよ。

 

<女装子とマンヘイティング>

10年前「クィア入門」

おもしろかったが、筆者がマンヘイティングをやたら強調していて、それは考えすぎやろと思った記憶がある。

今、それは全くのところ正しかったと思う。

「男の娘」の登場。草食系。逆に肉食系女子はいるが、それはいわゆるマッチョイムズとは違う。消臭のパラノイア。

なるほど確かに、虫嫌いにとっては、チョウもゴキブリも同じ「虫」ではあろうがね。

 

<アドルノ的>

同僚の結婚式の際に「先生」と二回目に京都へ行った時、三月書房で衝動買いした「奇譚クラブの絵師たち」を読了。「マニアとは~というものだ」といった定義は煩わしいが、なかなかにおもしろかった。


例えば須磨が縛り女を好きな理由について聞かれた時の作り話。これはからかうことや話をでっち上げること自体が好きってのもあるかもしれんが、相手が求めてるのは「混沌」や「事実」などではなくわかりやすい物語だと熟知してる部分もあるのではないか。つまり、カバーストーリーを作ってやると。このような相手の思考様式に抵抗すると、アドルノ的になる。アンチオイディプス!「論理的」の限界。文脈が変わればいくらでも変わる(偶然性→「神の罰」)。あるいは変数。


あと真性のSは少なくて、ムードマニアがほとんどというのも興味深い。悦ぶ姿に悦楽を感じる→とにかく女を喜ばせてナンボ、みたいな。あ、でも俺が前戯好きな理由それだわ(゚∀゚)アヒャ他者が悦んでいる姿を見るのは、わたくしにとっても実に悦ばしいことである。

 

 

ロックマン

曲のすばらしさ

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