まあ語尾が「~ンゴ」だから、そりゃこういうタイムトラベル展開にもなります罠。とはいえ、「ゆっくりの守」がここまでロングランになるとは思ってなかったンゴ。
中身としては、ネタとガチのバランスが適度にブレンドされてていい感じ。特に、「自由恋愛」という発想の欠落に関して、明治以降に移入された近代西欧的ロマンチックラブを持ち出さずに、ただ二人の回答の仕方のズレで表現するのはおもしろかった(自分たちと違う世界を生きる人間の発想法に出会うのは、自らを顧みる上で重要なことだ→『世界の辺境とハードボイルド室町時代』、『イデオロギーとユートピア』、『ホモ・ルーデンス』etc...)。
まあ「曽根崎心中」とそれによる心中の流行に見られるように、ロマンチックラブに連なるような発想が江戸時代に全く欠落していたとするのはさすがに間違っているとしても、武家の一般的な理解としては、(諸々のしがらみもあって)概ねこのようなものだったのだろう。
というわけで今回は以上。
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