外交戦略欠如による「人災」的コロナ禍：いつまでこの無能政権放置します？？

うーむ、スゲー答弁だなー。これで大臣やれるんなら、もうアナウンサーどころか政治家もbotでいい時代がきたみたいだNe(・∀・)

 

あ、どうもムッカーです。日本のコロナ禍は外交や政治戦略の失敗から生じた「人災」の部分が大であると書いてまだ一週間なのに、世の中は色々動いとりますね(冒頭の検察庁法改正とか)。例えばアメリカ議会でウイグル人権法案が可決されたり、トランプが中国との断行を匂わせる発言をしたりしてますが、デモと弾圧が国際的に話題となっていた香港の時ならまだしも(ちなみにこのコロナ禍の中でも逮捕が行われたりしてるわけですが)、今この状況でウイグル人権法案が出てくるあたり、それが文字通りの意味以上のもの、すなわち政治・外交カード(メッセージ)であることは明らかですよね。そして中国は自国のコロナ禍収束(＆他国がまだそれに苦しんで内向きになっているの)をよいことに、早くも4月上旬から南シナ海で活動を始め、ついこの前には尖閣沖で日本の漁船を追尾し中国海警船と海上保安庁の巡視船がにらみ合うということも起こりました。

 

もちろんこれらは、コロナ禍による経済的ダメージとそれによる不安・不満を外側に向ける、という実に古典的な政治手法でもあるわけですが、コロナ前の状況を思い出すのには格好の材料でもあるでしょう。

 

さてそうやって覇権国家に向けて国内の弾圧と海外への進出を強める中国とそれを踏まえて国際的に非難する世界(特にアメリカ・ヨーロッパ)という図式を見た時、そこで習近平を国賓として招いて天皇とも会見をさせる予定だった日本の外交センスの欠落ぶりが改めて理解されるというわけですわ。てか韓国と一緒に中国グループに入るつもりなの？まじバカなの？死ぬの？(←古い)と言わざるえませんが、別に政権はアメリカから宗旨替えするつもりもないようですから、アメリカからすれば「無能な味方は有能な敵より恐ろしい」を地でいく存在だったでしょうねえ(笑いたくねーけど笑うしかねーｗ)。ああでも兵器をバンバン買ってくれるから、財布がわりとしての価値はあるって感じですかね。まあそういう存在って大抵軽く見られていいように利用され最後は捨てられるのがオチなんですがｗｗｗ

 

とまあそういうわけで、前回の記事をリマインドするいい機会なので、以下に覚書を掲載しておきますよと(どうせ喉元過ぎれば熱さ忘れると思うので)。

 

ちなみに原文には書いてませんが、

・香港人権非難はタカ派としては中国封じ込め、ハト派しては人権問題で団結できる(はずだよなぁ？)

・中国の封じ込めは韓国の文在寅(というか民主党＝左派)政権を抑え込むのにも使える

・「オリンピックに向けて中国と仲良くしておくことは国益になる？」だって？いやそもそもオリンピック自体が衰退中の日本へ追加ダメージとなるんですがそれは・・・

という感じです。

 

最後に、他の記事にも書いてますがもう一回繰り返しておきます。「右とか左、保守とか革新ではなく、無能であることが問題なのである」

 

 

【原文】

正直あまりにアホすぎて笑ってしまった。

 

ロックダウンできない→できるようにしよう→だから憲法改正というロジック。いやいやいや。

今回の件は、武漢でウイルス。水際作戦で失敗。ズルズル締め付けを強くせざるをえなくなった。てのが背景。断固たる対応をした台湾はそうなってない。そもそも、香港問題で炎上して先進国を敵に回していた時、我らが代表者たちは国賓待遇で習を招き、天皇に謁見。米国と貿易で対立し、人権問題で先進国と対立し、さらには2049年に向けての国家戦略で一帯一路(ランドパワー)とか真珠の首飾り(シーパワー)で周辺諸国を敵に回している時、日本は間抜けにもそれから抜け出すアシストをしそうになっていた(はっきり言えば、利用されそうになっていた)。

その政治センスのなさは、戦艦期の国際強調ムードを満州事変で破砕したあの頃を想起させる。それをやってるのがタカ派、｢保守｣政権という喜劇。そしてそれを激烈に攻撃するどころか、そんなムードさえ見せない野党勢力。揃いも揃って間抜けばかり(今の政権には極めて批判的だが、野党勢力に変わればオッケーとは微塵も思わない理由)。

そんな中でコロナ。中国政府は周辺国の締め出しに反発した。日本は習を招くこともあってか腰砕けの対応。で、結局は徐々に観戦が広がり今に至ると。

一般の市民ならともかく、政治家は憲法や法律を知ってるわけでしょ？ましてや憲法改正を謳ってるんだから当然ね。ならば、いざ広まった時の最悪の事態を想定して受け入れ拒否だろ。それが｢国民を守る｣ってことなんじゃあないかい？よく、野党勢力を揶揄する際に半日勢力だの外患誘致罪だの言われたりするが、これは違うんですかねwww

ともあれ、こういう戦略的な動きができなかった以上、問題は憲法ではなく行政であり外交である。その意味で、小林節が｢失政を憲法のせいにするな｣と河童したのはまことに正しい。

というか、こうして失策を重ね支持率が落ちた状況で憲法改正を訴えるとか、出来の悪いジョーク。そんなことしてる暇あったら経済復興や弱者救済に心血を注げって話。バカ丸出し。それで改正が通るわけねーじゃん。まあそんなことすらわからんほどおつむが小さいか、はたまたどっかから圧力をかけられ、右から左で発言しちまったんだろう(だとしたら凄まじいポチっぷりだ)。

選挙。これだけやらかしても野党もクソだから投票できん。だったらどっちにしろ自民党になるんだし行っても無駄。あのなあピぃ坊、よく聞け。これだけ外交でしくり外患を広げ、政策は後手後手、さらに国民の生活より目の前の金というマインドを国の姿勢が如実に表し、ただの人気取りをしただけなのが丸わかり。そんなチョンボをやらかしまくっても既得権を失わなかったら、人間どう思うか？どんなに冷たくされても離れられない恋人を想定してみな。舐められてもっとヒドイ扱いされんのがオチだぜ(実際、自粛ムードの中で感謝みてーな言葉が驚くほど出てこないのは、完全に国民を舐めきってるからでしょ)。

 

つまり、もっと横着になって、国民をないがしろにした政治をやるぜ？それをコロナで墜落した社会でやられていわけ？？嫌なら投票に行きな。ゲーム理論。支持率下落したら危機感を持つ。変わらないならそのままあぐらかく。だから投票して自民党以外に入れることは、正確に言えばそれによって自民党以外の得票率が大きく伸びることは、自民党が政権与党たることを内心希望している場合でも、重要な意味･効果がある。戦略的に振る舞おう。

それじゃあお前が政治家になりゃいいじゃんって？アホか。こんな衰退先進国の政治家なんぞに誰がなるかい。んなもん東大の文Ⅰや法学部人気低下をみれば、ああ、エリートは日本の官僚になる価値を見いださなくなり始めてんだなとわかる。で、グローバルに潰しが聞く大手外資系などに就職。それと同じで、日本の政治家なんて目指すくらいなら、海外移住しますって話。