ちわ~、ムッカーです。さて今日はひぐらし卒の第5・6話の感想ですが・・・・・・・・・いやはや何から書いたもんでしょうかね(;´∀`)
「普段は症候群を発症しない=自制心が強く疑心暗鬼にならない人を無理やり発症させると、自衛のためでなく人のために暴走する(ただしヤンデレ式w)」のか~、など小ネタ程度は色々あるけど、基本的にはしょうもな過ぎて書くことがあんましないんだワ。ひぐらし業の死亡状況説明がクソすぎるってのは、鬼明し編と同じだってのもよくわかった(・∀・)凶器と傷口、指紋など含めた現場の状況見れば、どう考えても前者は片方自殺→もう一方も自殺で、後者は沙都子の凶器しか使われてないんだから、沙都子に魅音は殺されたが、沙都子もなぜかその後で自殺(梨花たちの死の真相を知らされたショック??)ぐらいのことは想定できるはずでしょうよ(逆に魅音が撃たれた跡から、彼女が自殺をしたとは考えにくい)。なんつーか、ただ謎にするための説明で必然性がないから、正直萎えますわ~。その他、校舎裏で人がいなくなったばかりの状況で即座に犯行及ぶとか、いくら症候群発症してても短絡的過ぎてビックリじゃわい(;´Д`)
・・・みたいな感じで、具体的内容にどんどん興味が薄れてる分、メタ的な読みばかりするようになっておりマス。というか、ここまであからさまだと、「一個一個の話の真相を暴くことに実は必ずしも大した意味がない」といううみねこの構造を思い出したりするので、「やっぱりこの世界って虚構内虚構じゃね?」て印象が強くなってきておりますよと。
理由としては、
1.明かされる謎がいちいちしょうもなすぎる(し大してヒネりもない)
2.沙都子に反感をもたせる演出があからさま過ぎる→アンチ大団円??
(これだと沙都子が再起不能レベルの酷い目に遭う以外、まともな終わらせ方できなくない?)
3.「ひぐらし業」との描写の質の落差
(梨花≒旧ひぐらし視聴者を手玉に取る描写が秀逸だった前作とあまりに落差がありすぎる)
4.「ひぐらし業」であったインセプション的演出
(トランプの件)
あたり。4から「郷壊し編」すら「夢の中」じゃないか?という推理が可能で、だとすると少なくともその下部構造に見える鬼騙し~猫騙し、そしてその鏡像として描かれる鬼明し~猫明し(?)もまた虚構内虚構だという話になる。郷壊しすら夢の中にしてしまうと正直収拾がつかなくない?とは思うが、かなりの程度が虚構内虚構(現実のループしない世界とは切り離されている)だとすると、それを暴くヒントに梨花が触れているのも納得できる。というのもここからすれば、「今描かれている構造とは逆で、むしろこの世界に捕らわれている沙都子を梨花が救おうとしている」と解釈できるからだ。
すると、「梨花への執着を利用された沙都子」はマトリックスやインセプションのような状態、つまりある種の「眠り姫」か何かみたくなっていて、それを救おうとする梨花(+部活メンバー?)という展開が一つの可能性として想定される。こう考えると、沙都子が弄んできた人生や殺してきた命は数多いが、それで「も沙都子の執着が見せた幻」ということで理屈上はギリ許容できるという構造ではないか(ただし、沙都子=ただの中二病という部分がより確実なものになってはしまうが)。OPで沙都子が梨花を求めながら、ダークサイドに呑み込まれるかのような演出はこういう状況を意味しているのかもしれない。
ただ、この場合一つ大きな疑問は、OPにおける「大学生となった部活メンバー」の邪悪で意味深な書き方だ。今の推測だと基本的におかしくなっているのは沙都子だけで、梨花と沙都子が絆を取り戻せば丸く収まる(そこにオヤシロソードやその破片が関わってくるのかな?)、という大団円展開が一応予測可能だ。しかしその場合、部活メンバーが阻害要因となる状況はいささか想定しづらいのである。
となると、やはり郷壊し編(ただしこれは不可の話とフラットな関係ではなく、根源というかキーをなす世界だと思われる)すら虚構内虚構であり、その夢から覚めさせないように暗躍してるのが梨花以外の部活メンバー(これが現実の彼らを反映しているものかは不明)って展開になっていくのかな?
まあそこについては、祟明し編も表面的な描写は「割としょうもない真相」と「沙都子への同情を削る演出」が繰り返されるだけだと思うので、象徴的なヒントに注目していきたいと思う次第である。
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