北熊魂を堪能せよ！

ブルーシャトウでの三回戦を終えた後、バスを待っていたら最初に家の方角とは違うやつが来た。熊本でのミッションをほぼ終えた俺は、それもまた一興と乗り込んだ。

 

これで適当な所で降りて後は歩けばよろしい。すると、中学の時最初に剣道部の試合があった場所に行き着いたのでそこで下車してしばしまったり。

 

 

始めは昼過ぎには帰れると予想してたら、先輩たちが勝ち進むもんで結局は17:00過ぎくらいになった記憶がある(後になって、うちが九州大会に行けるぐらいのそれなりの強豪校であることを知った)。

 

さて、思い出にふけったところでどうするか･･･うむ、近くに北熊本店があるのでそこに突撃すべし。ということで竜田から坂を上って楠へ。地震でダメージを受けて壊されたなまず堂跡地を見やりながら、店の方に向かうと･･･

 

 

悪魔的混雑っっ！！すでに裏道化して滅んでる通り(失礼)には不似合いなほどの人人人。さすが北熊の総本山やでぇ、とたじろいでいたら、

 

 

今日は何の日フッフー(゜∀。)状態だったわけやな←錯乱。まあ人は並んでいるが、ラーメン屋は回転早いんで大丈夫やろ。待ち時間はブルーシャトウのレビューでも書いてりゃええし。

 

そんな風にして時間を潰していたところ、20分ほどでお呼びがかかった。懐かしい内装を見ながら、キムチを食べるか迷う。もう20年ほど前にここでそれを食した時、

 

 

こんなになって、熱いもの＝ラーメンを食うのが困難を極めた記憶げ残っている(ただし私は基本食についてはMなので、鼻水と汗を噴き出させながら、さらにキムチを食べ続けたのではあるが！)。しかし10年前の記憶では、かなり味がマイルドになっていて拍子抜けしたような気もする。

 

To do or not to do:That is the question...と煩悶しているうちに思いの外早くラーメンが来たので板垣ます。

 

 

ラーメン大盛とライス並。腹加減的にこれでちょうどよいだろう。ではまず待ちに待ったスープをば味わおう。ディモールトエクセラ(←誰だ)！特にフライドオニオンと脂身が豚骨スープと三位一体になった時の破壊力は、山を抜き世を蓋うほどであり、ヤムチャだってベジータを一捻りで倒せるようになるだろう。そして自己主張の強すぎないチャーシューとするする食べられる麺とねはバランスの良さ。

おお、神よ。なぜ北熊が東京にはないのですか！私には、それが(毎日食すことで)成人病にならないための貴方のご配慮と思うことなしには生きていくことすらままなりませぬ！と胸中で慟哭しつつも、大人しく至高のメニューを堪能した。

次に帰省した時は毎食北熊もありだなと妄想しつつ、遠き自宅に帰らばやと店を出たのであった。