一昨日の記事で応援している「ただよび」の数学の授業が始まったことに触れたが、そこでは「数学の学習順番からしてⅠAから始まるだろうから、今年の受験生は間に合わなくて厳しいのではないか(でもそれはしょうがないよね)」的なことを書いた。
しかし、それは自分の思い過ごしだったようだ。まずは今困っている理系受験生(なぜならカリキュラムが遅い学校は高3で数Ⅲをやらねばならないのに、コロナ休校の影響で予定通り進んでないから)を救済すべく、数Ⅲでどこに優先順位を置いて勉強すべきかをまとめる動画を出してくれている。
これはについては、強い飢餓感・危機感のある層にまずアプローチしてチャンネルの評判を確立する、という戦略的側面はもちろんあるだろうが、数学ⅠAの勉強が家庭学習で上手くいっていない高校1年生もいる(そこにもニーズはある)ことを踏まえるならば、やはり困っている生徒を何とかしたいというマインドの表れと見るべきだろう。
その観点でいくと、
このインタビューの内容も非常にしっくりくる。なるほど、もともと公式集とか考え方を無料で発表していた人なのね。とすれば、「ただよび」の方針に共鳴するのも理解できるわ。誤解を恐れずに言えばだけど、開設は今年の4/1でこれまでの実績があるわけではなく、その状況で名実とも備わっている人を呼ぼうとするなら、やはりこういう利他性の非常に強い人じゃないとなかなか難しいよう思う。そう考えると、他の科目で同じような事をやってるのって、前にも紹介したことがある世界史の茂木誠(もぎせか資料館)かな(ただ、N高とかにも携わってるから難しいか??)。じゃあ理科って誰だろう・・・?と別にスタッフでも何でもないのにうーんと考え込んでしまったw
ともあれ、コメントの中にはもう受験は終わったけど教養として数学を勉強したいという趣旨のものが散見されたが、私も同じように数学は再度学んでみたい(てゆうか数Bで複素数平面をやった世代なのでめっちゃ懐かしいw)と思っているので、引き続き応援しつつ活用させていただきたいところだ。
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