フラグメント148:結婚式、よつばと、灰羽連盟

2013-06-27 17:57:34 | フラグメント

2010/11/02

 

慌ただしい

金曜朝に帰省して飲み次の日は朝から結婚式があって三次会にて11時過ぎまで旧友と飲みその後は他のヤツと車で熊本港へ行き日曜の昼に戻ってきてそのまま仕事・・・そして今日気管支炎がぶり返しまちた。

 

よつばと

外に出るのを嫌がる発言をしたまさにそのあさぎが、台風の中よつばを助けにいく→根はいい人さが強調され安心できる。よつばに、ノイズ排除に偏らない工夫→あさぎの失恋[cf.日常、この百合的なるもの]。ケーキの不出来をよつばの仕上げで誤魔化す、よつばを介さない大人だけの会話=焼肉屋。話題もハゲるか否かをネタにするなどアラサーとしてはよくわかる内容だが、吹き出しの表現(よつばの頭の上を通り過ぎていく=蚊帳の外)を含めてうまい。常によつば中心に回っているわけではない。新堂エルの同人の持つ批判性

 

灰羽

説明不足の記事内容わかりにくい。偶然性を基点に改めて説明。青臭いと思われるかも…と作者が照れ隠しぎみに語っているように、テーマそのものはありきたり。なぜ私たちはここにこうしているのか?私たちはどこにいくのか?世界の成り立ち、原罪(罪憑き)。ただ舞台設定との組み合わせが秀逸。いきなり子供として産まれ直す(?)。突然巣立ちがやってくる(条件がわからない)。世界の成り立ちを説明することは、この奥行を失わせてしまう。そういうものとして安心して処理。似ているけど同じではない世界。前世?→自明でなさが刻印。再帰的思考、論理的な問題。

 

<灰羽2>

宗教性はワンダリングの歌詞に明らか。終末の過ごし方で終末の原因を描写すると、アルマゲドンにしかなりえない(描いた上で選ばせないとダメだという意見が出るかもしれないが、あがくという選択はラジオを通じて遠いもの、風景として描かれている)。この世に関する疑問だとありきたり。それでも世界は回ってる、体系化された世界観を押しつけられたくない、といった反応も出るだろう。宗教と思索

 

<灰羽3>

則天去私。世界の根源的な未規定性の中にいることを知る。これを聞いて「思考停止」だとしかみなせない閉塞は大きな問題である。というのもそれは清算主義的な結論に行き着かざるをえないからだ。人間の限界を思うとき、「完全なる自己責任」などありえない。今の日本の自殺率などについては、このような思想的な部分にも注意を向ける必要がある。あえて言うなら、「なぜ」弱者を救済するのか?といった問いに「かわいそうだから」以外の答えを持ちうるかどうかだ[cf.ヒヤマケンタロウの妊娠]。でなければ、合理的判断ゆえの行動を止めることなど決してできない。

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