「ファスト教養」や「教養」について何度か書いてきたが、前者の生存戦略的特性と後者の趣味道楽的側面を端的に描いた動画があったので紹介しておきたい。
「教養」とはその範囲の恣意性含め文化人のポジショントークに過ぎないのではないか?という認識をカリカチュアするとこういう老人になるだろう(なお、これまでの記事では触れていないが、「教養」の重要性を訴える人々は、本一冊に千円近くポンと金を出せる人間と、そんな生活の余裕はないのでひたすら動画で情報を得る人たちの「格差」をどのように理解しているのだろうか、と思ったりする)。
その他、サンデルの『実力も運のうち 能力主義は正義か?』やピケティの『21世紀の資本』も連想されるが、ひとまずは今後の展開に期待したい。
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