セガール先生もびっくりなくらいマイPCが沈黙を保っているので、近畿の旅行記事は絶賛停滞中である。この後は滋賀→福井→滋賀→京都→奈良→和歌山となるのだが、一体完成はいつになることやら、という状態😅
よって今回、局所的断捨離によって発掘された京都俵屋旅館の領収書を元に、違った角度で話を書いてみたい。
日付は2011年2月13日で、先のタイ旅行からほぼ10年後のものとなる。俵屋旅館に泊まったのはこれが二回目で、この時は元同僚が大阪で結婚式をやるのに呼ばれ、ついでに別の方の京都旅行に同行したものだったと記憶する(ちなみにその方は、こうして領収書を詳かにするような行為はあまり褒められたものではないと眉をひそめそうだが、まあ10年以上前の話なので、時効にしといておくれやすw)。
俵屋は創業300年の老舗旅館で、その極めてレベルの高いおもてなしは、国内はもちろん国外の著名人からも高い評価を受けているようだ。実際、配膳などはもちろん、入浴や床の事前準備など何から何まで行き届いていて、何だか自分が異世界にでも迷い込んだかのような錯覚に陥ったほどだった。
一方で、そのようなおもてなしを通じて自分が放っておかれたい人間であることがよくわかった。もちろん、行き届いた応対は感心を通り越して感動を覚えるほどだが、私の場合は申し訳なく思ってしまい、「あっ、自分でやります」みたいな気持ちになってしまうんだよな(苦笑)。こういった経験もあり、その数年後に日本周遊を始めた時は、大抵一般的なビジネスホテルを予約するようになった次第だ。
ちなみに、旅行で一緒だった方には前の京都旅行の際に七養軒や先斗町などを案内してもらったり、「たん熊」や「三嶋亭」などへ連れていっていただいたりした。そういった所での普段味わえない風景や絶品との出会いは大変思い出深いものであるとともに、その方の該博な知識や洗練された立ち居振舞いが強く記憶に残っている。
全国の著名な場所をめぐる旅は一通り終えたので、もう少し時が経ったら、そういった一つの地域をゆっくりディープに堪能するような旅行もしてみたいものである。
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