四国周遊記:金田一少年事件簿的岬

2021-09-10 12:02:02 | 四国旅行

佐田岬を歩き、灯台近くまで到達。

 

 

その名を椿山展望台と言うらしい。

 

 

地図でみるとこんな感じ。一瞬戸惑ったが、なるほどこれは佐田岬を北にして見た地図なんだな。南北をひっくり返した世界地図や、ある国を中心にした地図ってのはいくらでも目にしたことがあるが、地域密着で方角を変えて・・・というのはおそらく初見で何だか新鮮である。

 

左側に見える豊後水道の文字から戦艦大和を連想する。子どもの頃に「連合艦隊」を見て、呉を出た大和が豊後水道を通って云々という説明があった時、漢字(というか読み)はわからなかったが、ナレーションでその響きが印象に残っていた。こうして実際に近くに来て見ると、なるほど呉から沖縄方面に出るなら、ここを通るルートになるよなあと妙に実感を伴った納得を得たw

 

こうして一通り見終わった後、少しルートを外れると・・・

 

 

出たー!これ絶対金田一で殺人事件が起こるヤツや(;´∀`)事件が起こらないよう真ん中に見張りを置いてるのに、なぜ殺人事件が起きてしまったんや!?とかいうアレですな。

 

ちなみに、金田一少年の犯人って「俺も同じ立場だったらやるんじゃないか」と思わせるものも少なくない(先のキャンプ場の事件もその一つ。これをもっとハードにすると『ミスミソウ』になる)。しかし、そういう発想にすらならず、真相を知って思わず考え込んでしまった(そして今も非常に強く印象に強く残っている)のが六星竜一の事件だろう。ここまでの呪いをかけられ、それでも「他の何者になることができた」なんて一体どこの誰が言う資格を持つのだろうか・・・と(これは深刻な虐待で尊厳を破壊された人たちにも言う事ができる)。

 

 

最後に風車を撮影。来るときは非日常感がステキ☆な感じのテンションだったのが、今では「金田一だったらこの風車に被害者が吊るされるんだろうなあ」という発想に。げに影響されやすきは我が心情である(・∀・)


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