自分がVtuberを見始めたのは懲役太郎からだったというのは前に述べた通りだが、「その社会はどうなっているのか?」・「どうしてそのようになっているのか?」を知るのは何であれ興味深いものだ。
こういう作法とその習得を説明しながら、ちゃんとオチまでつけるあたり、「講談師」懲役太郎という感じである(確かご本人も話し方を研究していたはず)。
自分はイスラームを勉強していた頃に「アイヤール」というイスラーム世界の「ヤクザ」(著者の佐藤次高らが命名)の本を読んだり、あるいは高校世界史で登場するピエモンテ(トリノ)立憲運動などで暗躍した「カルボナリ」という秘密結社の成り立ち(名前の通り炭焼き職人のギルドを模したと思われる)などを調べたこともあったので、このヤクザの話に興味を持つとともに、大学時代に読んだ『マフィア』を思い返し、もう一度その世界のことを学びなおしてみたいと思うようになったところ、入口としてよい動画を見つけたので紹介しておきたい。
こちらの「語り部sheep」ではジル・ドレやガウス、牛島辰熊など、何かしら常人を超越(?)した様々な人物を紹介している。
ラッキー・ルチアーノは先の『マフィア』の中でも印象に残っていており、拷問され瀕死のところを発見され九死に一生を得た人物として「ラッキー」とあだ名されたとされる(日本で言えば井上薫のような感じか。右目が開ききらない、左頬に剃刀の跡が残るなど、凄惨な拷問が写真からも伺える。)。記憶だとそれくらいだったが、マフィア社会の構造を変えた「インテリ」ということで非常に重要な人物であったことも認識し、その周辺人物も様々調べてみようと思った次第である(この後に「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」などを見返せば、さらに面白さが増すというものだ)。
なお、他のチャンネルとして
マフィア関連専門の「モクモクと夜ふかし」があり、人物解説の他に
有名なマフィアの独特なルーティンなども紹介しており、なかなかに興味深い(年代が時折ガバガバなのはご愛敬かw)。
というわけで、「お前もマフィア沼にハマってみないか?」と某鬼の如き発言をしつつ、この稿を終えたい。
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