本の購入

2006-03-21 23:21:16 | 本関係
近日中に図書館が使用できなくなることもあり、最近は古本を買いあさってきた。今日も近所の古本屋で『アラブ飲酒詩選』(岩波文庫)、『漫画の歴史』『中華人民共和国史』『イスラームの日常世界』(岩波新書)を購入(全部200円程度だったのでついつい買い込んでしまった…)。昨日も『今こそマルクスを読み返す』『言葉・狂気・エロス』『江戸奥女中物語』(講談社現代新書)、『方法序説』(岩波文庫)を買った。 買うこ . . . 本文を読む
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君望:孝之の苦悩を理解するための視点

2006-03-21 22:40:48 | 君が望む永遠
どうしても状況の極限ぷりが理解できない人、鳴海孝之の行動に強い反感を持っている人に提示する視点。単純にどっちの女を選ぶかではなく、各個人に抱えているものがあり、またそれぞれに対して孝之が持っている感情がある。それは単に愛情だけでなく、孤独、罪悪感といった複雑なものである。そのことを念頭に置いて話を進めたい。ちなみに孝之の中で遙が「一度死んでいる」こと、その恐怖と不安定な病状から遙に対して率直な対応 . . . 本文を読む
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「真の宗教」という観念

2006-03-21 21:17:00 | 宗教分析
現状に対して批判的な視点を持つことは重要である。しかし、それがしばしば過去の理想化を伴うという危険性にも留意する必要がある。 ◎伝統宗教の建造物(例えば古い神社や寺)と違って、新興宗教の建造物からは権力欲や金銭欲が想起されるとしたら、それはなぜだろうか?前者にも権力の誇示という目的や、民衆からすくい上げた金銭(もちろん中には勧進もある)で建てられたものも多いというのに。「古いからよい、正しい」 . . . 本文を読む
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2006-03-21 20:17:00 | 音楽関係
もし魂を込めることなしに歌うのならば、それは「歌」ではなく、「歌詞を読んでいるだけ」と言うべきだろう。 . . . 本文を読む
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時代劇との関係

2006-03-21 00:34:43 | 歴史系
こないだカラオケで(半分ネタだが)堀内孝雄の「はるかな轍」を歌ったことに関連して。 これは、確か5歳くらいの時にやっていた「田原坂」の主題歌だったりする。思えばこの頃は色々な二時間時代劇が放映された時期で、「忠臣蔵」「白虎隊」「奇兵隊」「五稜郭」などを見た記憶がある。奇兵隊以外は全作出演で、さらにほとんど主役だった里見浩太郎は「さすがに出すぎやろ」などと思ったりしていたものだwまあその時にそれぞ . . . 本文を読む
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君望:スケープゴートとしての文緒エンド

2006-03-20 00:13:19 | 君が望む永遠
前回文緒エンドの意味について考えた。そして他のシナリオ・キャラの共通性を際立たせる目的があったという結論を出した。しかし、それによって文緒エンドがしっかりとしたコンセプトに基づいたよく出来た内容か、というとそれほど単純ではない。今回は、その理由について述べていこう。 まず、公式HPに掲載されている文緒の紹介文を見てもらいたい。 欅町にある病院の看護婦。 一見「遊んでいるバカ女」 しゃべり方も語 . . . 本文を読む
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「信仰が篤い」という観念

2006-03-19 19:58:10 | 宗教分析
前回、宗教に対する態度などに関して比較する際、「信仰が篤い」という基準は恣意的なものになる危険性が多分に存在することを書きました。それについて、もう少し例を挙げておきましょう。 宗教には戒律がつきものですが、その内容は千差万別です。さて、ここに二つの宗教があるとします。一つは食物に対する膨大な戒律を含むもの、もう一つは2,3食べてはいけない食物が規定されているだけです。ここで、前者の宗教に属し . . . 本文を読む
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もう徹カラはできねえ…

2006-03-19 01:59:57 | 生活
五時まであるのに早くも歌い飽きた(´д`;前も少し思ったけど、もう徹カラできない体質になってるようだ(普通のJ-POPならCD聞けばいいことだし)。歌を聞くのは飽きてないが、歌うのは飽きた。それが俺の敗因… . . . 本文を読む
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蝶と蛾に関する疑問

2006-03-18 17:37:13 | 感想など
あくまで私の印象ですが、少なくとも日本において、蝶は好かれ蛾は嫌われる傾向にあると思います(例えば、蝶を手に乗せる映像はありますが、蛾のそれはありません)。蛾との比較に限らず、蝶は虫の中で特別な位置を占めているように感じます。蝶はそれほど愛されているのに、蛾はむしろ逆の傾向にあるのはなぜなのでしょうか。 蛾について私個人の感覚から言わせてもらえば、のっぺりとした羽がビジュアル的に不快感の原因にな . . . 本文を読む
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「信仰が篤い」という比較の視点

2006-03-18 09:44:34 | 宗教分析
「日本人の無宗教」ということを考え本を読んでいると、時々気になることがあります。それが「信仰が篤い」という基準です。 どうも、「西欧と比較して日本人は信仰心が希薄だ」という見方が支配的な気がします。しかし、まったく違う宗教などの体系を持っている二つの地域の信仰心を計ることなどできるのか、と私は疑問に思います。確かに、比較宗教学や比較文化といった視点において、それは重要な問題と言えるでしょう。しか . . . 本文を読む
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