両性具有と稚児

2006-03-16 22:51:14 | 感想など
最近『性愛の日本中世』という本を読んでいるのですが、僧に愛される稚児が観音などの化身として神聖視されていた、という内容に驚いています(前に読んだ『武士道とエロス』では近世の衆道が扱われていましたが、そこに神聖性はなかったようです)。 ヘテロ的(ユニセックスな)存在として聖性を持つといえば両性具有が想起されますが、あれはこの世のものではない(=天使)ので、何となくそうなるのも頷けます(生物学的な問 . . . 本文を読む
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そして不毛の地へ

2006-03-16 21:53:09 | 不毛
さて、ドタバタの昼飯を終えたあと、不毛の聖地へ向かった。パソゲーを売り、田中ロミオの「神樹の館」「最果てのイマ」を買うためである。 行く途中、とうとう雨が降り始めた。わかってて外出してるとはいえ、何でこう出かけたい時に限って雨が降るのだろうか(苦笑)まあそれはさておき、色々まわった結果、ソフトの売値は四本で6200円になったから、まずまずの成果ってとこだろう。「神樹の館」はどこにもなく、「最果て . . . 本文を読む
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半地下ドタバタ戦記

2006-03-16 21:06:29 | 生活
外はどんよりと曇っている中、それでもなぜか外へ出たくなって学校へ行く。前回買えなかった『マクルーハン理論』、廣松渉『マルクスと歴史の現実』、高木侃『[増補]三くだり半』に加え、『江戸の少年』(『武士道とエロス』を書いた氏家幹人が著者)を購入。 そして帰りに学校近くの店で飯を食っていると、東京新聞が店の取材の許可を取りにきていた。人気メニューとかの話題はともかく、横断歩道の向かいにある店(オト○ケ . . . 本文を読む
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君が望む永遠:星乃エンドの意味

2006-03-16 20:57:56 | 君が望む永遠
前回の茜妊娠エンドに引き続き、星乃文緒(看護婦)エンドのことを書いてみようと思う。まず最初に結論を言っておくと、星乃シナリオは他のシナリオを浮き立たせる意味で、つまり一種のスケープゴート的な役割を担っているのではないかと考えられる。以下、それに関する記事。 (星乃エンドの意味) 星乃シナリオは一言でいうなら、バッドエンドである。しかも、ただのバッドエンドではない。君望においては、バッドエンドであ . . . 本文を読む
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君が望む永遠:シナリオ批判

2006-03-16 20:56:42 | 君が望む永遠
君望には欠点も数多くあることを書いたが、その一つがシナリオ(特にサブキャラ)の問題である。今回は、そこまでヒドイ方には入らない「茜妊娠」ルートにおける孝之の行動について述べてみたい。 (遙と行為に及び妊娠させてしまったことについて) 展開上、また雰囲気的に自然なのは確かだが、記憶や体調がまだ安定しているとは言いがたい遙と行為に及ぶのはいかがなものか。百歩譲って行為に及ぶのがありだとしても、(ゴム . . . 本文を読む
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