A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(その1)前立腺癌

2007年07月21日 19時02分20秒 | 前立腺癌
昨年秋ごろからホームドクターに
前立腺癌の疑いを指摘されていた。

色々紆余曲折があったが7月5日虎ノ門病院で前立腺癌の
摘出手術を行い7月16日退院することが出来た。

今までの経緯をこれから何回かに分けて
弊ブログでご紹介する。



昨年の春先よりホームドクター(HD)の三条医師より
マーカーによるPSA値に動きがある
当分観察が必要と言われる。

HD三条医師の薦めで虎ノ門病院の小松医師の診断を受ける。
小松医師の診断では
「前立腺癌は進行が遅いので少し様子を見ようとのこと。
前立腺癌ではほかの癌と違い早期発見・早期治療はない。
前立腺癌に罹っていてもそれに気付かず他の病で亡くなる人も多い。
前立腺癌を発見されない幸運と言うのもある。
暫くHDの三条医師の処で経過観察をして下さいとの事。

昨年の夏から秋にかけて前立腺癌の自覚症状も無いまま気ままの隠遁生活。
陶芸・ヨット・ゴルフ それに美術館とかランチなどのファミリービジネス。

年の暮れになり経過観察してもらっているHDの三条医師より
やっぱり専門医に診てもらおうと言われた。
その時PSA値は14になっていた。平常値は4以下と言う事らしい。

年が変わり今年1月15日 再び虎ノ門の小松医師の診断を受ける。
HDの三条医師からの連絡も入っており
「前立腺生検」で正確に調べる事となる。

前立腺の部分に針を刺し8箇所より検体を取り出し病理検査するものだ。
人により検査後 発熱する事があるので検査入院となる。

2月10日より南半球クルーズを計画して居たので
帰国後の4月13日の入院と決定。
13日の金曜日だが余り我儘も言えぬのでまあいいか。

前立腺癌の自覚症状が無いまま気楽な日々が過ぎて行き
4月13日(金)の検査入院日を迎えることになる。

南半球クルーズから帰国後 旅のストレスの為か
背中にヘルペスを患い往生したがそれも治り
4月13日(金)の虎ノ門病院の検査入院日を迎える。

午前中に入院 午後2時ごろから検査開始。
産婦人科の様な診察椅子に座って針先で8箇所ぐらいの検体を採取してゆく。
ブッス・ブッス・ブッスと針が刺されてゆく。
痛くは無いが何とも気持ちが悪い。
30分ぐらいで全てが終わり病室へ。



幸い夜中に発熱する事も無く次の日 長居は無用と早々に退院。

後日虎ノ門病院から請求書が送られて来たが部屋代2日分請求されたのには
アレ!と一瞬思った。
温泉なら一泊二日なのだが病院は一泊でも部屋を二日使ったという事。

4月25日虎ノ門の小松医師のところに検体の病理検査の結果を聞きに行く。
残念ながら前立腺癌が生検で証明されたと宣告される

そこで
骨転移を調べる為 骨シンチグラフィー検査
骨盤内リンパ節の腫大や癌が前立腺被膜内に留まっているかMRI検査
を5月7日行う事になる。

続く・・・・