昨日久し振りに幣ブログ「前立腺癌」をアップしたところ
日本以外にアメリカやバングラディッシュからも昨日の幣ブログを読んで
「手術だったのか、よく療養するように」とのお見舞いのメールを頂いた。
外国にも幣ブログの読者が居て嬉しい。
「俺も前立腺癌適齢期 よくブログを読ませてもらうよ」と激励をも受けた。
5月23日 骨シンチグラフィーとMRIの検査の結果を虎ノ門小松医師に聞きに行く。
今回の検査の限りでは
骨転移はなし骨盤内リンパ節の腫大、前立腺被膜外への転移はなし。
臨床病期Bになるそうだ。
何ら自覚症状は無いが癌と云うことでしょうがないなあ!
小松医師の話では
前立腺癌に対する治療方法は色々な選択肢があるとの事。
A)無治療経過観察
少し長生きする積もりなので、これは選べない。
B)前立腺全摘除術
早期前立腺癌の進行は遅いので根治手術は10-15年後の生存率を
高める事を目的とする。
75歳を超える人は手術の対象外。
開腹手術と腹腔鏡手術があり技術的には難しく執刀医の技量の良し悪しは大切。
尿失禁が最大の合併症。
「開腹手術」
2時間半程度の手術。翌日より歩行・食事が可能。全身麻酔をせず下半身の麻酔も可能。
器官内挿管をしなくて済むので色々なトラブルを防げます。
「腹腔鏡手術」
出血量が少なく術後の痛みが小さい事がメリットと言われているが
開腹手術でもこの問題は解決されている。
デメリットは手術の道具を入れる腹部の孔の位置が決まっている為、
手術操作に大きな制限が加わる。
また手を使ったような柔らかい操作が出来ません。
どうしても開腹手術と同じような丁寧で精度の高い操作が出来ません。
事故の可能性が開腹手術より大きくなります。
炭酸ガスでお腹を膨らますので全身麻酔も必要となります。
C)放射線治療
「一般的な放射線治療」は前立腺に対する線量を増やし直腸に出来るだけかからぬように
一人一人に個別的に計画を立て治療する。40日間の照射。
最も進んでいる技術が「ガン研」のIMRT.
新しい医療方法なのでまだ実績が少なく保険が利かない。
時間はかかるが痛くなさそう。友人の何人かがこのIMRT診療を受けている。
D)内分泌療法
薬で男性ホルモンの働きを抑える。
ホルモン注射のことか。
根治性がない事から臨床病期Bに対しては勧めない。
小松医師は治療方法の選択肢の説明の後 意外な事を言った。
どの治療方針を採るか患者自身で決めろ。
本でもインターネットでも情報が載っているので色々勉強しろ。
セカンドオピニオンを求めるなら、どんな資料も提供する。
このまま放置しても5年以内に前立腺癌で死ぬ事はまずない。
考える時間は十二分にある。
どうも小松医師の話から開腹手術かIMRTに絞られて来たかな。
よく考えてみる事として虎ノ門病院を出る。
チョッと変わった医者だな 小松医師は。
まあHDの三條医師に相談にのってもらうか。
三條医師は虎ノ門の回復手術かガン研のIMRT放射線治療
どうも開腹手術のような感じだったが
小生は痛くなさそうな照射線を選んだ。
5月28日
虎ノ門の小松医師に「ガン研」へのIMRT放射線治療の紹介状を書いてもらう。
5月31日大塚から有明に移って来た「癌研究会」病院の
建物は大きく新しく綺麗。
係りの対応も親切。
医師の診察の前に尿・血液の採取・分析を待っている間に行い
テキパキ敏速・迅速で感じが良いし信頼が置けそう。
しかしながら残念な事に
「ガン研」IMRTは大人気というかウエイティングリスト。
治療開始は年末になりそう。
待てない事も無いが臨床病期Bと診断された以上余り待たされたくない。
開腹手術で早くスッキリしたい気分。
またまたHDの三條医師に相談。
虎ノ門でスッパと切りましょう。
取ってしまえば後は心配することは無いから。
小松医師は東大の後輩で腕は確かと
HDの三條医師も言ってくれたのでこれで決定。
6月13日
虎ノ門の小松医師に面談 「ガン研」を止めた理由を説明し
やっぱり開腹手術をお願いした。
手術日は7月3日入院7月5日手術と決定。
賽は投げられた!
6月21日
虎ノ門での前立腺癌の手術では輸血の必要があるほどの出血は予想されないが
万一に備えて副作用が殆どない自分の血を用意しておくのだそうだ。
自己採血は少し太めの注射針で手短に行われた。
しっかり朝の食事をしてくるように云われていたので
栄養タップリの力強い血が採れたことだろう。
400ccの血を採ったが体内の血液の一割になるそうだ。
血を抜いた後 同じ分量の生理食塩水を血管に注入して終わり。
着々と事態は手術に向かって進んでいる。
ルビコン河をもう渡ってしまったのだ。
昼食は六本木リッツ・カールトンのダイニングで友人御夫妻たちと
伊勢海老のパスタと鶉 ワインは今日一日は禁酒と
申し渡されていたのでグラスワイン一杯で我慢。
日本以外にアメリカやバングラディッシュからも昨日の幣ブログを読んで
「手術だったのか、よく療養するように」とのお見舞いのメールを頂いた。
外国にも幣ブログの読者が居て嬉しい。
「俺も前立腺癌適齢期 よくブログを読ませてもらうよ」と激励をも受けた。
5月23日 骨シンチグラフィーとMRIの検査の結果を虎ノ門小松医師に聞きに行く。
今回の検査の限りでは
骨転移はなし骨盤内リンパ節の腫大、前立腺被膜外への転移はなし。
臨床病期Bになるそうだ。
何ら自覚症状は無いが癌と云うことでしょうがないなあ!
小松医師の話では
前立腺癌に対する治療方法は色々な選択肢があるとの事。
A)無治療経過観察
少し長生きする積もりなので、これは選べない。
B)前立腺全摘除術
早期前立腺癌の進行は遅いので根治手術は10-15年後の生存率を
高める事を目的とする。
75歳を超える人は手術の対象外。
開腹手術と腹腔鏡手術があり技術的には難しく執刀医の技量の良し悪しは大切。
尿失禁が最大の合併症。
「開腹手術」
2時間半程度の手術。翌日より歩行・食事が可能。全身麻酔をせず下半身の麻酔も可能。
器官内挿管をしなくて済むので色々なトラブルを防げます。
「腹腔鏡手術」
出血量が少なく術後の痛みが小さい事がメリットと言われているが
開腹手術でもこの問題は解決されている。
デメリットは手術の道具を入れる腹部の孔の位置が決まっている為、
手術操作に大きな制限が加わる。
また手を使ったような柔らかい操作が出来ません。
どうしても開腹手術と同じような丁寧で精度の高い操作が出来ません。
事故の可能性が開腹手術より大きくなります。
炭酸ガスでお腹を膨らますので全身麻酔も必要となります。
C)放射線治療
「一般的な放射線治療」は前立腺に対する線量を増やし直腸に出来るだけかからぬように
一人一人に個別的に計画を立て治療する。40日間の照射。
最も進んでいる技術が「ガン研」のIMRT.
新しい医療方法なのでまだ実績が少なく保険が利かない。
時間はかかるが痛くなさそう。友人の何人かがこのIMRT診療を受けている。
D)内分泌療法
薬で男性ホルモンの働きを抑える。
ホルモン注射のことか。
根治性がない事から臨床病期Bに対しては勧めない。
小松医師は治療方法の選択肢の説明の後 意外な事を言った。
どの治療方針を採るか患者自身で決めろ。
本でもインターネットでも情報が載っているので色々勉強しろ。
セカンドオピニオンを求めるなら、どんな資料も提供する。
このまま放置しても5年以内に前立腺癌で死ぬ事はまずない。
考える時間は十二分にある。
どうも小松医師の話から開腹手術かIMRTに絞られて来たかな。
よく考えてみる事として虎ノ門病院を出る。
チョッと変わった医者だな 小松医師は。
まあHDの三條医師に相談にのってもらうか。
三條医師は虎ノ門の回復手術かガン研のIMRT放射線治療
どうも開腹手術のような感じだったが
小生は痛くなさそうな照射線を選んだ。
5月28日
虎ノ門の小松医師に「ガン研」へのIMRT放射線治療の紹介状を書いてもらう。
5月31日大塚から有明に移って来た「癌研究会」病院の
建物は大きく新しく綺麗。
係りの対応も親切。
医師の診察の前に尿・血液の採取・分析を待っている間に行い
テキパキ敏速・迅速で感じが良いし信頼が置けそう。
しかしながら残念な事に
「ガン研」IMRTは大人気というかウエイティングリスト。
治療開始は年末になりそう。
待てない事も無いが臨床病期Bと診断された以上余り待たされたくない。
開腹手術で早くスッキリしたい気分。
またまたHDの三條医師に相談。
虎ノ門でスッパと切りましょう。
取ってしまえば後は心配することは無いから。
小松医師は東大の後輩で腕は確かと
HDの三條医師も言ってくれたのでこれで決定。
6月13日
虎ノ門の小松医師に面談 「ガン研」を止めた理由を説明し
やっぱり開腹手術をお願いした。
手術日は7月3日入院7月5日手術と決定。
賽は投げられた!
6月21日
虎ノ門での前立腺癌の手術では輸血の必要があるほどの出血は予想されないが
万一に備えて副作用が殆どない自分の血を用意しておくのだそうだ。
自己採血は少し太めの注射針で手短に行われた。
しっかり朝の食事をしてくるように云われていたので
栄養タップリの力強い血が採れたことだろう。
400ccの血を採ったが体内の血液の一割になるそうだ。
血を抜いた後 同じ分量の生理食塩水を血管に注入して終わり。
着々と事態は手術に向かって進んでいる。
ルビコン河をもう渡ってしまったのだ。
昼食は六本木リッツ・カールトンのダイニングで友人御夫妻たちと
伊勢海老のパスタと鶉 ワインは今日一日は禁酒と
申し渡されていたのでグラスワイン一杯で我慢。