ギンリョウソウ 2007年08月24日 | 自然観察日記 これも夏場に多く見られる植物でしょうか。葉緑素を全く持たない腐生植物です。土壌中に存在する腐植(落ち葉などの堆積)を分解し栄養を吸収するという戦略で生きています。これなら薄暗い森の林床にも適応出来ますね。 物言わぬ植物でも本当にさまざまな工夫を凝らして生きています。命というのは本当に不思議なものです。
ミヤマホツツジ 2007年08月24日 | 自然観察日記 低山に生えるホツツジの亜高山種で花序が枝分かれしません。雌しべも曲がっているのが特徴です。 ツツジ科の中では花の形といい遅咲きのかなり異端児の種でしょうか。でも、花の少ない夏場にホツツジを見かかるとホッとします。有毒植物としても知られていますから、花の蜜を吸うのは控えたほうがいいですね。