私用で上京して僅かな時間上野公園を散策しました。不忍池のほとりにアキニレの高木があり垂れ下がっている枝先に果実が沢山付いていました。まだ葉と同じ色をしていてほとんどの人には気づかれない存在(変色しても気づかれないかな?)。まもなく落葉です。そしてその後少し時間をおいて翼をもった果実は風に飛ばされて散っていくことでしょう。
ヒイラギの低木が色づき始めた実を見せていました。この木はまだ葉に鋭い棘がありましたから若い木(小さいから当然若いですね)。実はヒイラギは大木(古木)になると葉の棘がなくなります。人間と同じように歳をとると丸くなるのです。昔若い頃、高尾山の尾根筋でヒイラギの話を聞いたことを思い出しました。そのときに若い木と古木の葉の違いに気づかされて、植物の奥に深さに感動したものでした。あいにく越後には自生はなく西日本の樹木です。
街路樹にナンキンハゼの高木がありました。もうはじけて白い実が路上に落ちているものもありましたが、その実がはじける前の形がこれです。中に白い実が部屋の数だけ入っています。原産は中国で日本の樹ではありません。花は覚えていないのですがかなり地味なものではなかったかと思います。