森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ハナヒリノキ 紅葉

2010年12月19日 | 自然観察日記
ハナヒリノキの葉が綺麗な色で紅葉していました。樹いっぱいに紅葉した葉をつけているわけではないので少々見劣りはしますが、枝先に残された葉が最後の輝きを放っていました。同じツツジ科のドウダンツツジの紅葉に通じるものがあるのかもしれません。ハナヒリノキの紅葉を「暗赤色」としたものもあるようですが、その先の変化を示したものは見かけません。落葉の直前のこの済んだ赤色を知る人はほとんどいません。大変美しいものなのです。

ハナヒリノキ 実

2010年12月19日 | 自然観察日記
ハナヒリノキのハナは「鼻」でこの植物の花粉か葉の毛(落ちやすい?)が原因でくしゃみがでることからこんな名が付いたようです。花はつぼ型の花が列になって下向きに咲くのですが、実はみんな上向きになって並んでいます。アジサイの上向きに咲いた装飾花が咲いた後に反転して下を向くのとは反対の反応です。面白いですね。種子を撒き散らすにはこのほうが有利なのでしょうか。一見余り変わらないような気がしますが、彼らにはどんな理由があるのでしょう。