新緑のブナ林で名高い松之山の美人林です。今回は冬枯れの美人林です。落葉が厚く積もってカサカサと踏みながら林の中を歩いてみました。あいにくの雨模様で物悲しい風情です。今年のブナの実は皆無だそうで、3年前に訪れたときの豊穣の実りとのギャップの大きさに驚かされます。そういえばクマが里に出没する理由に木の実の不足が言われています。ブナの実の現状を考えれば頷ける現象です。
こういう説もあります。ブナのほうからいって毎年実をつけることはしないというのです。毎年実をつければそれを狙って多くの動物などが来て結局は子孫を残せなくなるというのです。ですから動物(多くはネズミ類だそうです)が忘れた頃に大量に種子を生産し子孫を残すと言う考えです。6~7年ごとに一度大量に種子の生産をする・・。「なり年」と「ならない年」というムラを作って種の保存を図るという戦略です。
こういう説もあります。ブナのほうからいって毎年実をつけることはしないというのです。毎年実をつければそれを狙って多くの動物などが来て結局は子孫を残せなくなるというのです。ですから動物(多くはネズミ類だそうです)が忘れた頃に大量に種子を生産し子孫を残すと言う考えです。6~7年ごとに一度大量に種子の生産をする・・。「なり年」と「ならない年」というムラを作って種の保存を図るという戦略です。