森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ウリハダカエデ 冬芽

2010年12月28日 | 自然観察日記
マイナーなところでもう一種。ウリハダカエデの冬芽です。名前の通り枝の肌が緑色をしていて花は地味でも樹種を特定するには造作がない種ですね。葉が対生する種ですから芽も対生してつきます。花は伸びた葉の葉腋からでますから花芽と葉芽の区別は付きません。ただ葉だけの芽もありますから大きさを比較するとその差異があるのかもしれません。花はともかく紅葉の赤い色は里山にはなくてはならない存在でしょうか。