森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

クリスマスローズ ①

2011年03月08日 | 自然観察日記
つい先日まで公園ではクリスマスローズフェスタという企画を行っていました。冬の貴婦人という触れ込みで最近特に新潟で栽培が盛んな花ですね。交配させるとさまざまな変異をした子供が出来るので種としては安定していないので「品種」がありませんね。そういえば、この週末から始まる雪割草祭りの主役オオミスミソウなども一つとして同じ個体がないくらいの変異を示します。同じキンポウゲ科の植物で、性質も似ているようです。

クリスマスローズ ②

2011年03月08日 | 自然観察日記
これは原種とされる一つのフェチダス。クリスマスローズの原種はヨーロッパを中心には分布しています。でも品種の改良はおそらく新潟県内がトップクラスではないでしょうか。なかなかパワー溢れる活動があるのです。
雪消えのあと庭の木陰に花を咲かせるのが本来の姿ですが、鉢植えを温かい部屋の中におくと一気に伸びて瞬く間に満開になります。春の植物は温度が上がるにつれ少しずつ成長してくるのが好きですね。