ミヤマナラ 若い果実

この辺りには高木はなくせいぜい３ｍくらいの亜高木が見られる場所でした。五竜岳につながる登山道方面にはかなりの高木帯が遠めに見えましたが、地蔵の頭周辺は風のせいか高木にはなれないようです。
ミヤマナラが若い実をつけています。そういえばミヤマナラの成長したドングリを見たりひろったりしたことがないですね。ミヤマナラはあちこちで見ているのに、そして高い山にはそれなりに登ってはいるはずなのですが、ドングリが実る頃にあまり高山に登っていないということかもしれません。今回も若い実で我慢です。９月中下旬になればこつぶながら「どんぐり」になることでしょう。

リョウブ 花

低山でも普通にあるリョウブが花をつけています。花をつけるタイミングはかなり遅れています。そして、葉が厚めのようで里山で見かけるリョウブとは雰囲気が違います。同じ種とはいえ高山に適応した系統でしょうから里山に適応したものとは同じわけがありませんね。別種扱いをするほどの変異はないでしょう。