ハナヒリノキには葉裏が白い個体があってこれを「ウラジロハナヒリノキ」というのだとばかり思っていたのに実は正確ではなく、別にウラジロハナヒリノキが定義されていたことを知りました。ハナヒリノキよりも葉が小さく葉裏は白いものです。日本海側の高山に生育しているとされますが、アルプス平には葉の小さい個体があるので、裏を見るとあまり白くありません。ハナヒリノキでもなくウラジロハナキリとも言えない個体です。ハナヒリノキは変異が大きい種なのでしょうね。変異が大きいのは元気な種の証拠、発展途上の種ですね。
花は下向きに咲くのですが果実は上に向いて熟します。小さな果実ですが夏の終わりから秋にかけてほのかに色付く種です。
花は下向きに咲くのですが果実は上に向いて熟します。小さな果実ですが夏の終わりから秋にかけてほのかに色付く種です。