シモツケソウ 花 2012年09月03日 | 自然観察日記 草地で目に付く花がシモツケソウで場所によってはピンクの絨毯といった景観を作っています。単純に綺麗です。このシモテソウは自生のものですから存在価値は大きいですね。
シモツケソウ 群落 2012年09月03日 | 自然観察日記 比較的湿潤地はもとより裸地に近い場所にもかなりの個体があります。水気の好きな種ですが高所でもあり常にガスに覆われる場所ですから水分条件は十分なのでしょう。
シモツケソウ 側葉 2012年09月03日 | 自然観察日記 越後の里山にはコシジシモツケという似たような種があります。花だけ見ていては識別できませんが、葉をみるとその違いを説明できます。葉の柄に小さな葉(側葉)が沢山着くかつかないかで区別します。着くのがシモツケソウ、ほとんど着かないのがコシジシモツケです。コシジシモツケは日本海側(多雪地帯)を特徴付ける種として有名で、シモツケソウはむしろ太平洋側の山地に見られる種です。長野県はシモツケソウの分布域です。