ネジキがかなり目立ちます。それもそこそこの径を持つ個体です。まだつぼみさえ確認できない状態で新葉だけの紹介になります。しかし、言葉にすると難しいネジキの葉ならではのグラデーションが特徴ですから、葉の形とともに頭に入れておくといつでも見分けられます。
細かく割れた樹皮。これを目で追っていくと螺旋のようになっていますからたしかに捻じれ木です。先日のネジレスギの例のようにいろいろな樹で少なからず捻じれながら成長することがあるのではないでしょうか。らせんはDNAが持つ形質。命の根源の性質にらせんがあることは何かにつけ示唆的です。物語山の山頂付近の稜線には立派なネジキがありました。