公園などでは見ていますが、野生のメギに出会うのはこれが初めて。風衝地に見られるというのが納得です。林下であっても礫が多い場所に根を下ろしています。新潟では自生を見たことがありません。関東から西の分布のようです。棘の多い灌木ですから垣根などに利用されることが多いようです。
昨年枝の棘と新枝にも新しい棘ができているのが確認できます。なかなか鋭い棘でよく刺さります。この仲間はヘビノボラズとかコトリトマラズとかおかしな名前で呼ぶものがあります。あまりに鋭い棘を象徴していることなのでしょうが、先人がかなり悩まされた証拠でもありますね。半面、目薬として利用したことから名前ができたと承知しています。(コトリトマラズはメギの別名だそうです)