チャツボミゴケ公園に入るには入園料を払ってさらに奥の駐車場まで車で移動します。その途中で見慣れないアザミがありましたから車を止めて観察です。図説で調べるとノハラアザミというのが最も近い種と判定しました。以前群馬県内でノハラアザミと判断した経験もあるのですが、今回の個体はいろいろな意味で典型的な特徴がでていて判定しやすいものでした。
ノアザミに似ている種ですが、最も簡単な見分けは秋に咲く頭花の総苞がほとんど粘らないということです。ノアザミは春に咲くアザミといわれますが、秋にも案外よく花を見ます。咲く時期だけでの判断はできないのが現実です。