高山植物というほどのものではないのですが、久しぶりにナンテンハギに出会いました。やや奥深い山地に生育するものと理解していますが、野反湖周辺もこの範疇に入るのでしょう。そういう意味でこの野反湖周辺は高山植物から山地植物まで幅広く観察できる魔所なのかもしれません。
葉の雰囲気からナンテンハギと命名されたのでしょう。二枚の葉が茎につき、その葉がナンテンの葉に似ているようにも見えます。マメ科の種は普通複葉で細かな葉が何枚もつくのが一般的。二枚も複葉といえばその範囲なのかもしれませんが少々変わり者であることは確かです。