シオガマの仲間の花は変わった花が多いですね。左右非対称の花は時々ありますが、この形にはどんなメリットがあるのか説明ができません。虫媒花だとは思うのですがどのような昆虫がこの花に来て花粉を運ぶのでしょうか?この時も昆虫が飛来したということにはなかったように思います。
かつて蔵王の山に行ったときにまだ花がない季節のこと、この葉が何の種かが分からず悩んだ経験がありました。正体が分かってからはそういうことはないのですが、日本に自生する種を葉で判断できる水準に達したいとは思いつつ遥か彼方ですね。忘れることも多くなってきた現在、新しいことを積み重ねるのはかなり苦労します。しかし、人は年と共に肉体は衰えても精神は発達するということを信じて日々努力していきます。