枯れ行くものがあれば盛りのものもあります。この季節はマツムシソウが沢山霧の中に浮かんでいました。園路脇にもたくさん咲いていて訪れた人の歓声を誘っていました。霧で遠くが見えない中近くのマツムシソウの花が幻想的です。
マツムシソウの下部にはこのような球形をしたものがみられます。つぼみと思われがちですが、これは花が終わった後の果実です。たくさんの花が集まって球形の果実を作ります。この一つ一つはがくが針状になていて熟すといわゆるひっつき虫になるのだそうです。残念ながらまだマツムシソウのひっつき虫は経験がありません。
野反湖に着くと駐車場がありトイレとお土産売り場あります。その、駐車場の湖側は野反湖を眺めるようにベンチが並んでいます。その周辺にもマツムシソウが雑草の如く咲いています。マツムシソウがこういう姿で咲いている光景はあまり見ないですね。貴重な高山植物と一体になれる場所ということでしょうか。