本白根山の樹林帯には普段見かけない針葉樹がありました。その一つがトウヒです。この絵はシラビソと混在していますが、両種とも新潟を基準にして考えると珍しい樹といえるでしょう。新潟県内にも自生があるようですが、私は確認したことがありません。母種はエゾマツでその変種がトウヒとされます。
樹を見てもピンときませんが、根元に落ちている球果を拾ってみると明らかに違いが分かります。トウヒという言葉は、公園樹になっているドイツトウヒが馴染みがあります。この球果ほど大きくはありませんが楕円体の小ぶりな球果はトウヒの大きな特徴です。