白い幹で誰でも知っている樹です。しかし、ダケカンバが茂る林に入ると案外分からなくなってしまいます。あるいはマカバ(ウダイカンバ)が混ざるとこれも混乱してしまいますが、とにかく肌が白い樹と理解しておくといいようです。しかし、幼木になるとまだ白くないのである程度成長した樹に対しての話です。葉は小型で葉脈はあまり多くありません。1000m程度の標高のところに出てきますからそれも目安です。新潟県内ではそれほど多い樹ではありません。湿雪は苦手のようです。
葉の大きさはシラカバの4倍くらい。大きめの葉です。材としては優秀なものだそうで家具や建材に利用されているという話を聞きました。シラカバは健在としてはあまり役に立たないとか。樹液を採集し飲料にするそうでまだしっかり味わっていませんから機会があったら是非試してみたいものです。
駐車場に面した林の縁に二種のカバノキが並んで生えていました。比較するのにちょうどいい感じで、これを手本に解説。右の白い樹肌の樹がシラカバ、左の日本の幹がマカバ(ウダイカンバ)です。肌は写真で見るとあまり差がないのですが、実物はそれそれの質感もあって両種の違いを理解できます。