温帯に広く分布する種だそうです。垂直分布も広く低山里山から高山にまで見られます。雌雄異株でバラ科の種。そう説明すると多くの方はおごろ枯れます。「ショウマ」という名前も紛らわしいもので、トリアシショウマやサラシナショウマなどと一緒に花があると大変混乱されます。しかし、そういう複雑な点が逆に興味を示してくれる部分もありますから、どの程度の力量をお持ちなのかを計るのに重宝する対象です。
ヤマブキショウマは亜高山帯に多い種のように感じています。里山フィールドミュージアムにも自生していますが個体数は決して多くなく、ほぞ細と生きている状態です。暑さが苦手なのでしょう、涼しい高原に比較的まとまった群落ができています。雌雄異株ですから花の感じで雄株雌株が区別できます。これは雄株、雄花のみで花序が形成されています。