ヤマトキホコリの葉の先端は尾状になりません。葉腋に花穂がつくのですが秋になります。春についているのはウワバミソウです。また、ウワバミソウの花穂ははっきりとした柄がありますが、ヤマトキホコリには柄がないのが普通です。
ヤマトキホコリもウワバミソウも山菜として利用されています。茎が赤味を帯びるウワバミソウをアカミズ、緑色のままのヤマトキホコリをアオミズと呼んで区別しているようです。味は私の味覚では同じで、区別できませんね。面白いことにウワバミソウは秋に茎の節が膨らみいわゆるむかごになります。このむかごのを利用した酢の物を頂いたことがあり新鮮な感覚を持ったことがあります。ヤマトキホコリはむかごはできません。