白山にもツルリンドウの2種の生活形を観ました。今まで何回か紹介してきましたが紹介した回数の割には出会うことが少ないものですから、再びですが載せました。テングノコヅチと名付けられた生活形は地を這う形質で草木に巻き付いて上には登りません。亜高山以上の樹林帯で見かけるタイプです。
ツルリンドウは近くにある草木によじ登る性質があります。この2種の形質の差をどう理解したらいいのでしょうか。高所に生活するようになったテングノコヅチは寒さや風を避けるため地に伏すようになったと考えるとなんとなく理解できます。